めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな

『新古今集』の詞書によると、7月10日頃、久しぶりに再会できた幼友達が、ほんのわずか会っただけで慌ただしく帰っていったので詠んだ、とあります。せっかく会えたのにもかかかわらず、姿を隠した友を月に重ね合わせて惜しんだ歌です。
『新古今集』の詞書によると、7月10日頃、久しぶりに再会できた幼友達が、ほんのわずか会っただけで慌ただしく帰っていったので詠んだ、とあります。せっかく会えたのにもかかかわらず、姿を隠した友を月に重ね合わせて惜しんだ歌です。
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